鉄拳8-情熱的でスリリングな格闘ゲーム

Tekken 8-A Passionate and Thrilling Fighting

3D格闘ゲームのベンチマークとして、鉄拳シリーズは長年にわたり常に自己を突破し続けています。グラフィック、ストーリーライン、システムのいずれにおいても、各世代がプレイヤーに新たな変化をもたらしています。今回の鉄拳8も例外ではありません。本作がもたらした変化とその感想を紹介します。

開発者:バンダイナムコスタジオ株式会社

発売元:バンダイナムコエンターテインメント

発売日:2024年1月26日

プラットフォーム:PS5、XSX|S、PC

ゲームスタイル:3D格闘、バトル、ストーリーライン

Unreal Engine 5を使って一から作られた鉄拳8は、まずグラフィック面で非常に直感的な進化をもたらしています。キャラクターモデリングから衣服の質感まで、シリーズの高いレベルを維持しています。ゲームのシーンも前作に比べて大幅に改善されており、近距離の割れたガラスや遠景の風景など細部まで良く作り込まれています。さらに、拳が肉体に当たる衝撃や光と音の効果により、本作のグラフィックは次世代の感覚をもたらします。

「ヒート」システムや「ポテンシャルリカバリースケール」などの仕組みを活用し、戦闘中の攻撃を促進することが本作の最大の特徴です。ヒート状態は1ターンに1回発動可能で、この10秒間に相手が防御しても「ポテンシャルリカバリースケール」が減少します。ヒートゲージをすべて消費し、コンボの最後に「ヒートスマッシュ」を使うとより大きなダメージを与えられます。さらに、「ヒートダッシュ」は硬直をなくして素早く相手に接近でき、より攻撃的なプレイを促します。

初心者向けには、鉄拳8は多くのサポート機能を備え、始めやすく遊びやすくなっています。最も直感的なのは、戦闘中いつでも「L1」を押すことで「スペシャルスタイル」操作モードに入り、ワンクリックで技を出し、連続クリックで浮かせコンボを繰り出せることです。システムは自動的に「ヒートスマッシュ」や「アルティメットムーブ」-レイジアートも発動します。この操作モードにより、ストーリーモードやアーケードクエストモードもプレイヤーにとって楽に進められます。対人戦でも劣勢からの逆転が狙えます。もちろん、熟練者相手に結果を覆すのは難しいですが、戦いの過程はあまり苦しくありません。

 

スペシャルスタイルはキャラクターの戦闘スタイルを素早く理解するのに役立ちます。さらにレベルアップしたい場合は、練習モードで様々な技やコンボに挑戦する必要があります。

プレイヤーはいつでもバトル動画を視聴し、一時停止や操作キャラのコントロールが可能で、異なる選択肢を試したり、同じ状況で繰り返しコンボ練習ができます。相手の弱点を確認し反撃を仕掛ける練習もあり、反撃のチャンスを把握することで徐々に実力を上げられます。

 

初心者が徐々に慣れていくもう一つの方法は「ARCADE QUEST」アーケードタスクモードです。プレイヤーは自分の仮想キャラクターを作成し、このストーリーモードに入ります。ストーリーやキャラクターデザインは比較的若いですが、段階的に教えてくれるため、ゲームの様々なシステムや技術に慣れるのに役立ちます。その後、NPCとの戦いで対応するタスクをクリアして学習を強化できます。

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かつて「鉄拳3」などに収録されていたミニゲーム「鉄拳ボール」も本作に復活しました。このモードでは相手を攻撃するのではなく、ボールを攻撃してダメージを蓄積し、飛んだボールが相手に当たることでスタミナを減らします。

このミニゲームはオフラインでもオンラインでも遊べ、戦いの合間にリラックスできます。ただし、ミニゲーム以外の余暇や娯楽コンテンツは残念ながらありません。

シリーズのベテランプレイヤーにとっては、「慈父と孝子」のストーリーが本作でも続き、今回は風間仁と三島一八の関係が描かれます。ストーリーモードの演出はより高いレベルに達し、後半には魔法のような効果もあり、まるで別の世界に入り込んだかのような感覚を味わえます。

鉄拳8はシリーズの堅実な基盤の上に築かれ、ゲームを次のレベルへと引き上げました。グラフィックとシステムが強化され、初心者向けのチュートリアルやスペシャルスタイル操作モードの敷居も下がっています。AIゴーストの追加により、技術の進歩を感じられます。3D格闘ゲームを楽しむ方にとって、鉄拳8は間違いなく最高の選択肢です。

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